”横須賀肖像画物語”横須賀市の通称どぶ板通りには戦後数十年間肖像画を専門にしたお店が数多くあったそうです。今回はわずかに残って営業をしている二つのお店を訪ねました。
横須賀は米軍の基地がある街です。日本の終戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争へと数多くの海兵隊の戦士を戦場へ送り出した処です。家族への土産として兵隊さんがご家族のお写真、恋人のお写真を持ち込み、肖像画の依頼が殺到したようです。それらのご依頼にこたえたのが当時の卓越した技量をお持ちの肖像画家さん達でした。
悲しくも依頼された肖像画の完成品を引き取ることのできなかった兵隊さんも多くいたようです。この事実は、まぎれもなく戦争という名の悲劇です。
それらの引き取り手がいなかった肖像画が、長い年月の間陽の目を見ることなく倉庫の片隅に眠っていたようです。拝見させていただいた作品はどれをとっても素晴らしいもので、当時の時代を感じ取ることができます。残された作品は300点近くにも及ぶものだそうです。
今回はそれらの肖像画の数々を多くの人達に見てもらいたい、横須賀市の貴重な戦後の歴史として何かできないかと頑張って活動されている肖像画家古賀氏をお尋ね致しました。
古賀氏は師であった近藤画房を長年営んできた近藤氏が昨年お亡くなりになり、そのあとを引き継ぐ形で昨年より肖像画の仕事をされております。古賀氏とは3年ほど前から肖像画を通して交流させて頂いております。
直接作品を見てみたい方は”横須賀市近藤画房”で検索してください。
主宰の古賀氏の作品は”肖像画をお求め易くウイングエレガンス”のHPでご覧になれます。
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